介護施設などでは理学療法士の人数に比べ、介護士の人数のほうが圧倒的に多いです。
そのような環境で介護士から嫌われてしまうと、職場に居づらくなってしまいます。
それどころか、介護側と連携が上手くいかなくなり、結果的に利用者さんにまで悪影響を及ぼす可能性があるかもしれません。
こんな理学療法士は嫌われる!介護士に聞いた4つの理由
どんな職場もストレスなく長く続けるには、「人間関係」が最も大切です。
介護施設などでは、理学療法士よりも圧倒的に介護士の人数が多いため、介護士に嫌われてしまっては大変です。
態度がデカイ
私の経験上、介護士からよく聞くのが「あの理学療法士は態度がデカイから嫌」という言葉です。
確かに態度のデカイ理学療法士をたまに見かけることがあります。
介護側から仕事のことで何か相談したいことが出来たとしても、態度がデカい理学療法士には相談したいと思わなくなってしまいます。
結果的に連絡・相談不足になり、利用者さんにとっても良くありません。
知識が少ない
専門職としての知識が無い理学療法士も嫌われます。というか専門知識が少ない理学療法士では頼りがいが無く、理学療法士として働いている意味がありません。
専門職としての見解から、意見や助言が出来てこそ、その役割を担う職種でもあるのです。
介護士からの信頼が無くなってしまえば、頼られることも無くなり、理学療法士としてのやりがいを見いだせなくなる可能性もあります。
自己中心的である
病院や施設で利用者さんのリハビリをしていると、お風呂やオムツ交換、トイレ誘導などの時間と重なることがよくあります。
そのようなときに、
- 意地でもリハビリを優先するか
OR
- リハビリを中断して介護側のスケジュールを優先させるか
によっても介護士からの理学療法士に対する考えが異なってきます。
介護士は時間スケジュールでお風呂やオムツ交換、トイレ誘導などを行っていることが多いため、その段取りが崩されることを嫌がる人もいます。
リハビリを優先して介護の段取りを崩してしまえば、リハビリは「邪魔な存在」とまで認識されてしまうかもしれません。
注文が多すぎる
利用者さんに質の高い介護を提供するには、介護と理学療法士の連携は重要です。
理学療法士から介護側に対して意見を言うことや、助言をすることは大切です。
しかし、理学療法士から介護側に対しての注文があまりにも多すぎると嫌われことがあります。
注文が多いほど介護側の仕事が増えてしまい、いくら利用者さんの為とは言えどもそれを苦痛に捉える介護士もいるのです。