理学療法士を目指している方のなかには、普段仕事をしていて養成学校に行く時間がない方がいます。
時間があったとしても、
「3年~4年も学校に通うのは嫌」
「学校に通うお金がない」
だけれど、
「理学療法士になりたい」
という方は結構いると思います。学校に通わずに理学療法士の資格を取得する方法はあるのか、と調べる方も多いと思います。
他の資格では、学校に通わずに通信教育を受ければ受験資格を得られるものがあります。
理学療法士になるには、必ずしも養成学校に通わなければいけないのか。通信教育を受ければ理学療法士になれるのか。
結論から先に言いますと、理学療法士は通信教育を受けるだけではなれません。
理学療法士には通信教育ではなれない
理学療法になるためには、通信教育を受けるだけではなれません。というか、理学療法士の通信教育はありません。
通信教育とは、学校などに行けない人が、郵便やテレビなどの通信を通じて教育を行うことです。
- 日中に働いていて時間がない場合
- 学費を少しでもおさえたい場合
には、養成学校の夜間部理学療法士学科に行くことをおすすめします。
夜間部であれば、18時から21時の3時間だけという学校が多いです。1日に2コマの授業を受けます。夜間の授業であれば、日中働いていても学校に通いやすいです。
また学費に関しても夜間部のほうが総合的に安い学校もあるので、おすすめです。
ただ夜間部の養成学校に通う注意点として、
- 必ず四年制であること
- 臨床実習のときは、数ヶ月間朝から実習地に行かなければならないので、日中仕事をしている人は職場が融通を聞いてくれるところでないと難しい
理学療法士になるには
理学療法士になるには、必ず大学・短大・専門学校などの養成学校に3年もしくは4年間通わなければなりません。
理学療法士になるには、これらの養成学校に通い講師から一般教養や専門的な知識・技術を学ぶだけでなく、臨床実習にも行く必要があります。そうすることで理学療法士免許の受験資格を得ることが出来ます。
理学療法士になるために必要なことについては、下記の記事をご覧下さい。
おわりに
理学療法士には、通信教育や独学で勉強をしてもなることが出来ません。必ず養成学校に通わなければなりません。
養成学校の学費は私立の大学くらい、またはそれ以上必要になるので金銭面も計画しておく必要があります。