運動においてストレッチや準備体操をすることは重要です。
ストレッチには自分で行う方法や他の人に行ってもらう方法、器具を利用する方法があります。
器具を利用する方法の一つとして、ストレッチボードを利用する方法があります。
Contents
ストレッチボードとは何か?
ストレッチボードは、主に身体の後面側の筋肉(ふくらはぎや背中の筋肉)を伸ばし、ストレッチの効果を出すための器具です。一般的に木製やプラスチック製で、傾斜のあるデザインが特徴です。傾斜角度は数段階調節可能なものもあり、筋肉の硬さに合わせて使用することが出来ます。
ストレッチボードの目的と利点
ストレッチボードは、以下のような目的で使われます。
柔軟性を高めて姿勢の改善
背中を伸ばすことで、筋肉の緊張を緩和し、柔軟性を高めます。背中や腰のストレッチによって、猫背などの姿勢の改善が期待できます。
足関節(足首)の柔軟性を高める
足関節が固くなると、歩行や立ち上がりなど様々な動作に制限が出てくる可能性があります。ストレッチボードを使用することで、ふくらはぎの筋肉を伸ばし、足関節の柔軟性を高めることが出来ます。
筋肉のリラックス効果と痛みの緩和
長時間の座り仕事や運動後に、筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。特に腰痛や背中の痛みの緩和に有効とされています。
血行促進
ストレッチを行うことで、血行を促進します。血流が良くなることで、筋肉や関節の健康が維持されやすくなります。
ストレッチボードの使い方
ストレッチボードの使い方は簡単で、自宅やデイサービスなどの施設などでも手軽に使用できます。
まずストレッチボードは滑りにくく平らな場所に設置します。
高齢者の方や運動が苦手な方などはストレッチボードに乗る際にふらつかないように、手すりや壁伝いで把持して行えるようにしましょう。
はじめは傾斜を緩やかな角度から開始し、慣れてくれば徐々に角度を上げていきます。
お尻が後方に突き出した姿勢にならないよう極力背中を伸ばします。それでもお尻で後方に突き出した姿勢になる場合には、後方(背中側)に壁が当たるようにストレッチボードを設置します。
時間はストレッチボードに乗って2〜3分間程が一般的です。
ストレッチボードのレビュー
実際に使用した体験談
実際に私がストレッチボードを使用した感想としては、ふくらはぎがしっかり伸ばされて結構気持ちいいです。自身で行うストレッチでは、ストレッチボードのような器具を使用したほうがしっかり伸びている感じがします。
私はふくらはぎがよく怠くなるので、ストレッチをして血行促進効果を期待しながら使用しています。