はじめに
訪問リハビリや訪問看護、訪問介護などのお仕事をしていると、良いことも悪いことも含めて、よくあることがあります。
今回は業務外でよくある訪問の『あるある』を4つ紹介します。
細い道路が大変
利用者さんのご自宅は、当然大きい道路に面したところばかりにあるとは限りません。
最近の住宅街では面している道路が広く、車でも通りやすい場合が多いのですが、昔の住宅街周囲は狭い道路が多く、車でギリギリ通れるといった箇所が結構あります。
またギリギリ通れたのはいいけど、進んだ先が行き止まりだったからバックで戻らないといけないなんてこともあります。バックで戻るなんて状況は絶対に避けたいところが、そんな状況はたまにやってきます。
駐車スペースに悩まされる
利用者さんのご自宅に駐車スペースが必ずあるとは限りません。その際には、近くの時間貸駐車場や許可が下りている場所に車を停めることになるのですが、駐車場が遠いと余計な時間がかかってしまいます。
また、ご自宅に駐車スペースがあったとしてもスペースがかなり狭い場合だってあります。運転し慣れた自家用車ならまだしも、あまり慣れていない社用車での訪問になると狭いスペースへの駐車はかなり難易度が高くなります。
もしも壁などに車をぶつけてしまったらと考えると、離れた駐車場などに停めるほうが無難です。
場合によっては、原付バイクや自転車を利用するのも一つの手ですが、バイクや自転車は距離や天候にも影響されやすいので、やはり車で移動したいところです。
道に迷う
新しい訪問先では道に迷うことも時々あります。グーグルマップや地図アプリで住所検索を行いナビをして行けばわかりやすいのですが、それでも細い道を進んで行った先にあるご自宅や新しく開拓された住宅街などでは道に迷うことがよくあります。
表札が出ていないご自宅もあるので、ここで合っているのかなと不安になることもあります。
迷ったときの為に、あらかじめ利用者さんやケアマネに連絡先を伺っておくことは重要です。
飲食物を勧められる
利用者さんのご自宅では、お茶やお菓子を出していただくことが多々あります。とても有難いことなのですが、さっき炭酸ジュースいただいたとこでお腹いっぱいでもう飲めないなんて状況になることもあるかもしれません。それでも出していただいたものを断るわけには行かないので、しっかりいただきます。
どうしても利用者さんのご自宅で食べ飲みすることが苦手だと思う人は、急にお断りするわけにもいかないので、初回訪問時に「利用者さんから物をいただくことは禁止されてるので、いただくことはできないんですよー」とはじめにしっかり説明しておくことも大切です。