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高齢者

認知症予防に効果的な脳トレ10選|自宅で楽しく続けられる方法を紹介

「最近もの忘れが増えたかも…」「親の認知症が心配…」そんな方におすすめしたいのが“脳トレ”です。

脳を刺激する習慣を持つことで、認知症のリスクを減らす可能性があることが研究でも示されています。

本記事では、自宅で簡単に取り組める脳トレ方法や、を紹介します。

認知症予防の第一歩として、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。

下記の方に特にお役に立てる記事になっています。

  • 高齢の家族の認知症予防を考えている人
  • 自分自身の脳の衰えを感じ始めた50代〜60代
  • デイサービス・介護職など現場で脳トレを探している人

 

なぜ脳トレが認知症予防に効果的なのか?

認知症とは?主な原因と種類

認知症は、脳の神経細胞がダメージを受け、記憶力や判断力が低下する症状です。

主な種類には「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型」などがあります。

 

脳の刺激が予防に重要な理由

脳も“筋肉”と同じで、使わないと衰えると言われています。

計算や言葉遊び、手作業などで脳を使うことで、神経細胞のつながり(シナプス)を活性化させ、認知症の発症や進行を遅らせる効果が期待できます。

 

おすすめの脳トレ10選【無料&自宅でできる】

1. 間違い探し(視覚・記憶の刺激)

イラストの違いを探す遊び。集中力や観察力を養います。ネットや高齢者施設でも人気のアクティビティです。

 

2. 計算問題・数字パズル

簡単な足し算・引き算、数独なども◎。計算力・論理思考を刺激します。

 

3. しりとり・言葉遊び

家族や友人と一緒にやるとコミュニケーション力もアップ。テーマしりとりや逆しりとりも楽しいです。

 

4. クロスワード・漢字クイズ

言葉を思い出す訓練になります。プリントや新聞のコーナーを活用すると手軽です。

 

5. 指先運動(指体操)

指は“第2の脳”と呼ばれるほど大切。指を動かすことで前頭葉を活性化できます。

 

6. 折り紙・塗り絵

創造力・手先の運動を促す効果あり。折り紙は左右の脳をバランスよく刺激できます。

 

7. 音読・声を出す練習

新聞や詩の音読は、前頭前野の活性化に効果的。記憶力や集中力の向上にも◎。

 

8. ラジオ体操+声出し

全身運動+音読やカウントを組み合わせることで、身体と脳の同時トレーニングに。

 

9. 簡単な料理や手芸

工程を覚える・手を動かす・道具を使うなど、複合的な刺激を得られます。

 

10. アプリやYouTube動画を活用

「脳にいいアプリ」「高齢者向け脳トレ動画」などで楽しく続けられる環境を作りましょう。

 

脳トレを習慣化する3つのコツ

1. 毎日5〜10分でも継続すること

短時間でも“毎日続ける”ことが何より大切。習慣になると効果が出やすいです。

 

2. 楽しめる内容を選ぶ

苦痛にならず、ゲーム感覚で楽しめる内容がベスト。好きなテーマや分野を優先しましょう。

 

3. 家族や仲間と一緒にやる

1人だと続かない人も、一緒に取り組むことで継続率がアップ。会話も脳に良い刺激になります。

 

注意点|脳トレだけで認知症は完全に防げるのか?

脳トレだけでは不十分な場合も

脳トレは有効ですが、それだけで完全に認知症を防げるわけではありません。運動・栄養・社会的つながりも重要です。

 

早期発見と医師の診断が大切

もの忘れが増えてきたと感じたら、医療機関での相談や検査も検討しましょう。

 

まとめ|今日からできる脳トレで認知症予防を始めよう

認知症は、予防・進行の遅延が可能な時代になっています。

脳トレはその第一歩として非常に有効。無料・手軽にできる方法も多く、今日からすぐに始められます。

ポイントは「無理なく、楽しく、毎日コツコツ」

家族や友人と一緒に取り組めば、脳にも心にも良い効果が!

 

コグニサイズについては、下記記事に詳しく記載しています。

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たろ
【資格】理学療法士(15年)、介護職員初任者研修、福祉住環境コーディネーター2級、認知症ライフパートナー 【職歴】大手工場、急性期・回復期病院、デイサービス、老健(非常勤)、訪問リハビリ(非常勤) 【講師実績】イオンにて介護予防の相談会、介護予防対象者向け体操講義、介護福祉士向けの介護講義
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