運動

TUGテストの3つのデメリットとは?

TUGテストは、運動能力を評価するときに使いやすい評価方法のひとつです。カットオフ値と比較することで、転倒リスクの評価も出来ます。

必要物品は少なく、短時間で終わるため、測定をしやすいテストです。

TUGテストについては下記の記事に詳しく書いております。

TUGテストのカットオフ値とは?デイサービスなどでは、利用者さんに定期的に体力測定をしなければなりません。 体力測定は運動の評価と異なり、数値化して比較出来ること...

ただこのTUGテストには良い点ばかりだけでなく、悪い点もあります。今回は、TUGテストのデメリットをご紹介していきます。

TUGテストのデメリット

私自身もTUGテストを使うことがありますが、測定しやすいことから転倒リスクの評価方法のひとつとして重宝しています。

ただTUGテストを使っていると、ときにはデメリットに感じることがあります。私が感じたTUGテストの3つのデメリットをご紹介していきます。

 

転倒リスクがある

どんなテストでも測定時には常に対象者の転倒には注意しておく必要はありますが、このTUGテストも当然転倒のリスクがあります。

さらにこのTUGテストには「立ち上がる・歩く・向きを変える・座る」の動作があるので、最大歩行速度で計測するときにはとくに転倒のリスクが高くなります。

そのため、TUGテストを実施するときには計測する対象者に合わせて、転倒しそうな動作を見極め細心の注意を払っておく必要があります。

対象者がバランスを崩した瞬間に、すぐに介助出来る位置に測定者がいるようにしておきたいところです。

 

3mを測るのが面倒

TUGテストは椅子からコーンまでの距離が3mとなっていますが、毎回この3mを測るのが結構面倒だったりします。

小さいメジャーだと2m程度までしか伸びないこともありますし。そのため定期的にTUGテストを実施するのであれば、床に目印のテープを貼っておくのも良いと思います。

部屋に十分なスペースがあれば、次回のTUGテストの実施まで椅子やコーンを置きっぱなしにも出来るのですが。

 

介護度が高い人には困難

TUGテストは、「立ち上がる・歩く・向きを変える・座る」の動作が必要になるため、この動作のなかにひとつでも出来ない動作があれば測定をすることが出来ません。

そのため、特養の利用者さんではTUGテストを実施出来る人はほとんどいませんし、デイサービスの利用者さんでも一部の人に限られてしまいます。

ABOUT ME
たろ
たろ
【資格】理学療法士(10年)、ホームヘルパー2級、福祉住環境コーディネーター2級、認知症ライフパートナー 【職歴】大手工場、急性期・回復期病院、デイサービス、特養、老健(非常勤)、訪問リハビリ(非常勤) 【講師実績】イオンにて介護予防の相談会、介護予防対象者向け体操講義、介護福祉士向けの介護講義

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