介護の現場で働いていると、医療用語や専門用語が飛び交う場面に遭遇することがあります。
その医療用語のなかには、英語やドイツ語などの略語が使われていることもよくあります。
そのなかでも介護の現場でよく使われている医療用語・略語があります。
介護の現場でよく使われる医療用語・略語
今回は介護の現場でよく使われている医療用語・略語の一部を紹介します。
BPとは、Blood Pressureの略語です。
血圧のことです。
Pとは、Pulse(Puls)の略語です。パルスもしくは、プルスと呼ばれることもあります。
脈拍のことです。
Tとは、Temperatureの略語です。
体温のことです。
KTやBTと呼ばれることもあります。
BSとは、Blood Sugerの略語です。
血糖値のことです。
BMIとは、Body Mass Indexの略語です。
体格指数のことです。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算されて出た数字になります。
BMIは22前後が標準とされています。
Spo2とは、Saturation of percutaneous oxygenの略語です。
経皮的動脈血酸素飽和度とも呼ばれます。
血液中の酸素濃度をパルスオキシメーターを使って計ります。
PEGとは、Percutaneous Endoscopic Gastrostomyの略語です。
経皮内視鏡的胃瘻造設術のことです。
胃ろうをつくるための手術です。
ADLとは、 Activities of Daily Livingの略語です。
生活をする上で必要不可欠な基本的な日常生活動作になります。
食事動作、更衣動作、移動動作、排泄動作、入浴動作、整容動作などです。
IADLとは、Instrumental Activities of Daily Livingの略語です。
ADLよりも高度で難しい動作になります。手段的日常生活活動とも呼ばれています。
買い物、洗濯、掃除、料理、金銭管理、服薬管理、交通機関の利用、電話対応などの活動のことです。
QOLとは、Quality of lifeの略語です。
身体的・心理的・社会的・生活環境・精神面などの様々な側面からみる対象者の幸福感や満足感です。
総称して生活の質と呼ばれています。
Nsとは、Nurseの略語です。
看護師のことです。
PTとは、Physical Therapistの略語です。
理学療法士です。
身体に障害のある人に対して、基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えるセラピストです。
OTとは、Occupational Therapistの略語です。
作業療法士です。
身体や精神に障害のある人に対して、応用的動作能力や社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業訓練を行うセラピストです。
STとは、Speech-Language-Hearing Therapistの略語です。
言語聴覚士です。
音声や言語機能または聴覚に障害のある人に対してその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、助言、指導その他の援助を行うセラピストです。
MSWとは、Medical Social Workerの略語です。
医療ソーシャルワーカーです。一般的には、社会福祉士が医療ソーシャルワーカーであるケースが多いです。
CWとは、Certified Care Workerの略語です。
ケアワーカーや介護福祉士とも呼ばれています。
CMとは、Care Managerの略語です。
ケアマネージャー、介護支援専門員とも呼ばれています。
Drとは、Doctorの略語です。
医師のことです。
※順不同です。
その他にもたくさんの医療用語や略語がありますが、今回は以上になります。