訪問リハビリや訪問看護の事業所で勤務をしていれば、営業に行かなければいけないときがあります。
訪問リハビリや訪問看護の利用者さんを増やすことが主な目的で営業に行くのですが、この営業がなかなか大変だったりします。
私も訪問リハビリの仕事をしていたことがありますが、多いときで営業に1日20件ほどまわったことがあります。私が勤務していた事業所ではノルマのようなものがあったので、余計に大変でした。
ただ、苦労のかいもあって営業に行けば実際に利用者さんが少しずつ増えてきます。
今回は訪問リハビリで営業にまわるときに、どこの場所に行くのがおすすめかをご紹介していきます。
訪問リハビリで営業に行くおすすめの場所
訪問リハビリで営業にまわるとき、行くべき場所を5つご紹介します。
訪問リハビリでの営業業務が初体験という方も多いと思います。営業にいく際には、チラシや名刺を忘れずに持っていきましょう。
居宅介護支援事業所
訪問リハビリで営業にまわるには、まず基本的には居宅介護支援事業所に行きます。
居宅介護支援事業所には、必ずケアマネージャーがいます。居宅介護支援事業所にいるケアマネージャーは、介護を必要としている人のケアプランを作成し、必要に応じて様々な医療・福祉のサービスを紹介しています。
そのケアマネージャーに会って顔を覚えてもらえれば、ケアマネージャーが受けもっている要介護者のなかにリハビリが必要そうな人がいた場合に訪問リハビリを紹介してもらえることがあります。
居宅介護支援事業所は、街の至るところにありますし、施設や病院のなかにある場合もあります。都会であれば、ちょっと自転車で走ればすぐに見つかります。
病院やクリニック
病院やクリニックでは、医師や相談員に会いに行くのがおすすめです。
病院やクリニックに営業に行っておけば、そこに通院している患者さんや入院されていて近々退院される患者さんなどを紹介してもらえる場合があります。
ただ、医師は診察時間に営業は困難なことが多く、会える時間が非常に限られるため簡単には対面することが出来ません。
地域包括センター
地域包括センターには、ケアマネージャーや社会福祉士、保健師などがいます。
地域包括センターは、地域の高齢者や要支援者などに介護予防のマネジメントや相談などをおこなうところです。
地域包括センターからは、受けもっている人を直接訪問リハビリへ紹介してもらうことは難しいかもしれませんが、地域にこんな訪問リハビリがあるということを知ってもらえる意味でも営業に行って損はないと思います。
そこから何かに繋がることがあるかもしれません。
訪問介護の事業所
訪問介護の事業所に営業に行っておけば、訪問介護の利用者さんがリハビリを必要とされたとき、介護士からケアマネージャーにこんな訪問リハビリがあると伝えてもらえる場合もあります。
また訪問介護の事業所は、系列で他のサービスもおこなっている場合が多いので、ひょんなことから何かを依頼される場合もあります。
訪問リハビリの他事業所
訪問リハビリは事業所によって人員が不足しており、利用者の依頼があっても断る、もしくは他社の事業所に紹介するという場合があります。
そのため訪問リハビリの他事業所を営業でまわっておけば、そこの事業所が利用者を受け入れることが出来ないときに、その利用者を紹介してもらえる場合があるのでおすすめです。
おわりに
訪問リハビリから営業に行くのは、普段営業を経験したことがない人が多いので大変に感じることもあります。
私が営業にまわっていたときには、営業先の8割程は普通に話を聞いてくれますが、残り2割程はそっけない態度であったり相手にしてもらえないところもありました。
営業に行くには必ず自分の事業所のチラシと自分の名刺は持参して、話をする内容をあらかじめ考えていきましょう。