肢位・姿勢

ぎっくり腰の対処と予防法とは?

医療福祉の仕事をしていると、腰をかがむことが多くなります。そのため、腰痛を訴える職員が多いです。

腰痛のなかでも、今回はぎっくり腰についてをご紹介していきます。

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は、急に起こる腰痛です。痛みが強いことが多いので、ぎっくり腰になると日常生活に支障をきたす場合もあります。

いわゆる「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称(通称)で、病名や診断名ではありません。何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。

出典元:ぎっくり腰|公益社団法人日本整形外科学会(https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/acute_low_back.html)

ぎっくり腰は急性腰痛症とも呼ばれています。

 

ぎっくり腰の対処法

ぎっくり腰になってしまった場合の対処としては、焦って無理な動きを繰り返したり温めたりせずに、安静や冷やすことが大切です。

またぎっくり腰になった直後では、マッサージなどはかえって症状を悪化する場合があるので、街のもみほぐし屋さんなどにいきなり行かずに、まずは病院で医師に診断してもらってからその後のアドバイスをしてもらいましょう。

 

身体を安静にする

ぎっくり腰は基本的には、痛みのない安楽な肢位で安静にしておくのが良いとされています。

無理のない姿勢や動作で生活をしていれば、通常は3日ほどで痛みが軽減してくることが多いです。

ぎっくり腰になったときの安楽な肢位としては、

  • 膝を軽く曲げて寝る
  • 横向きで腰をまるめて寝る
  • アームレストや背もたれつきの椅子に深く腰をかけて座る

上記の肢位をとることで、腰への負担を軽減してくれます。

 

患部を冷やす

基本的に急性的な痛みには、冷やすことが良いとされています。ぎっくり腰の場合も急激な痛みのため、温めるのではなく冷やすことが重要です。

何ヵ月も続く慢性的な痛みの場合には、温めるほうが良いこともあります。

ただ、痛いからといって数時間も冷やしっぱなしにすると、かえって悪化して痛みが強くなる可能性もあるので冷やすのは長くても20分程度を目安にして、痛みの様子を見ながらおこないます。

 

ぎっくり腰の予防法

ぎっくり腰は、日頃おこなっている姿勢や動作を少し変えるだけでも予防出来ます。

 

同じ姿勢を長時間とらない

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていると、ふと身体を動かしたときにぎっくり腰になる場合もあります。

ですからデスクワーク中でも、たまに背もたれにもたれかかったり、小まめに立ってストレッチをすることなども非常に重要です。

 

重い荷物を持つときは膝を使う

下に置いてある重い荷物を持ち上げるとき、腰だけを曲げて持ち上げるのではなく、膝を曲げて自身の重心を下げてから持ち上げます。

そうすることで、腰への負担を軽減することが出来ます。

 

運動習慣をつける

ぎっくり腰を予防するには、日頃から適度に運動をしていることが重要です。

ただ、いきなり腰に負荷の高い運動をおこなうのではなく、ウォーキングや水泳などの有酸素運動で身体全体の機能を向上させることが、結果的にぎっくり腰の予防にも繋がります。

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おわりに

ぎっくり腰は基本的には安楽な肢位で安静にしておけば、1週間もあれば自然と痛みは軽減してきます。

しかしあまりにも痛みがひどい場合や、1週間経っても痛みが軽減しない場合には病院で受診することをおすすめします。

ABOUT ME
たろ
たろ
【資格】理学療法士(10年)、ホームヘルパー2級、福祉住環境コーディネーター2級、認知症ライフパートナー 【職歴】大手工場、急性期・回復期病院、デイサービス、特養、老健(非常勤)、訪問リハビリ(非常勤) 【講師実績】イオンにて介護予防の相談会、介護予防対象者向け体操講義、介護福祉士向けの介護講義

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